音楽と音

疲(つか)れたとき、寂(さび)しいとき、ストレスがたまったときに、音楽(おんがく)を聞(き)いて、気持(きも)ちリラックスさせるという人(ひと)が多(おお)い。私(わたし)たちは好(す)きな音楽(おんがく)を聞(き)くと、心(こころ)が落(お)ち着(つ)いたり、寂(さび)しさ忘(わす)れたりする。また自然(しぜん)の中(なか)の音(おん)、例(たと)えば、波(なみ)の音(おと)、小鳥(ことり)の鳴(な)き声(ごえ)を聞(き)いて心(こころ)がいやされたりする。このように音楽(おんがく)・音(おと)、の効果(こうか)を利用(りよう)しストレス解消(かいしょう)や体(からだ)を元気(げんき)にすることを「音楽療法(おんがくりょうほう)」という。
「音楽療法(おんがくりょうほう)」の方法(ほうほう)はさまざまで、音楽(おんがく)を聞(き)く、歌(うた)を歌(うた)う、歌(うた)に会(あ)わせて手遊(てあそ)びをする、楽器(がっき)を演奏(えんそう)するなどがある。最(もっと)も簡単(かんたん)な方法(ほうほう)は「聞(き)く」ことだろう。
では、どんな音楽(おんがく)を聞(き)いたらいいのだろうか。嫌(きら)いな音楽(おんがく)を聞(き)いてもリラックスできるわけがない。自分(じぶん)の好(す)きな音楽(おんがく)を聞(き)くことこそ心(こころ)のいやしになるのである。したがって、クラシックが好(す)きな人(ひと)はクラシックを、演歌(えんか)を聞(き)くのが効果的(こうかてき)な方法(ほうほう)だ。
また、ことばでコミュニケーションをとるのが難(むずか)しい人(ひと)が、音楽療法土(おんがくりょうほうつち)と一緒(いっしょ)に歌(うた)ったり、演奏(えんそう)したりして、次第(しだい)にコミュニケーションがとれるようになった事例(じれい)がある。ストレス(すとれす)の多(おお)い現式社会(うつつしきしゃかい)に音楽(おんがく)・音(おと)がどのような効果(こうか)ももたらすか、今度(こんど)より注目(ちゅうもく)されていくだろう。


新しいことば

  • たまる (意味:、ものが集まってかなりの重になる。)
  • いやされる (いやす:悲しみや苦痛をなくす)
  • 会(あ)わせる 〔歌に~〕
  • 演奏(えんそう)する〔楽器を~〕
  • とる〔コミュニケーションを~〕
  • もたらす  (意味:持ってくる。持って行く)
  • 注目(ちゅうもく)する
  • 効果 (こうか)
  • 波 (なみ)
  • 鳴き声(鳴き声)
  • ストレス
  • 解消(かいしょう)(意味:それまであった関係・状態(じょうたい)などをなくなること。)
  • 音楽療法 (おんがくりょうほう)(意味:病気を治したり。)
  • 手遊び(てあそび)(意味:手に持って遊ぶこと。気晴らしにすること。
  • 楽器 (がっき)(音楽を演奏するために用いる器具)
  • いやし
  • 演歌(えんか)(音楽のジャンル・昭和(しょうわ)三十年代から、当世風(とうせいふう)の歌に対し、(ア)を思わせるような調子の歌謡曲(かようきょく)。)
  • コミュニケーション (気持・意見などを、ことばなどを通じて相手に伝えること)
  • 陣例 (じれい)
  • 現代(げんだい)(=現今)
  • 今後 (こんご)
  • さまざま(な)
  • 効果的(こうかてき)(意味:効果があるさま。)
  • 次第に (しだいに)
  • したがって

 

 

 

 

 

 

 

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